韓流スターの待望の日本ドラマ復帰
韓流ブームの火付け役として知られるチェ・ジウが、13年ぶりに日本のドラマに出演することが決定しました。TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』（7月7日スタート 毎週日曜 後9：00）に、新キャストとして参加することが明らかになりました。
チェ・ジウといえば、2003年に日本で放送された『冬のソナタ』で一躍スターダムにのし上がり、日本における韓流ブームの立役者として知られています。彼女の日本のドラマ出演は、2011年の『冬のサクラ』への友情出演以来、実に13年ぶりとなります。
『ブラックペアン シーズン2』の概要
『ブラックペアン シーズン2』は、2018年に放送されたシーズン1の続編として注目を集めています。原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」（講談社文庫）です。
シーズン1では、二宮和也が天才的な手技を持つ外科医・渡海征司郎を熱演し、大きな話題を呼びました。6年ぶりの続編となる今作では、二宮和也が新たな役柄に挑戦します。今回、二宮和也が演じるのは、悪魔的な世界的天才外科医・天城雪彦という人物です。
チェ・ジウの役柄
チェ・ジウが演じるのは、パク・ソヒョンという韓国の医師です。パク・ソヒョンは、病院の経営者であると同時に、飲食店の経営者でもあります。海外にも店舗を展開するほどの手腕の持ち主だといいます。
医師としては、これまで貧しい人々を救うために医療ボランティアも積極的に行ってきた人物として描かれています。そんなパク・ソヒョンが、息子のミンジェ（キム・ムジュン）に無理やり連れられ、天城に会うためにオーストラリア・ゴールドコーストを訪れるという設定です。
撮影の舞台裏
チェ・ジウは、二宮和也や竹内涼真とともに、オーストラリアでの撮影に参加しました。ゴールドコーストの美しい風景を背景に、どのようなドラマが展開されるのか、視聴者の期待は高まるばかりです。
チェ・ジウのコメント
チェ・ジウ本人は、今回の出演について次のようにコメントしています。
「久しぶりに、TBSの日曜劇場に出演することになりまして、日本のファンの皆さまにもお会いできることをうれしく思います。二宮さん、竹内さんをはじめ個性豊かな俳優の皆さまと一緒にお芝居することができ、とても楽しかったです。ぜひドラマの放送を楽しみにしていてください。」
プロデューサーのコメント
プロデューサーの伊與田英徳氏も、チェ・ジウの起用について熱く語っています。
「『冬のソナタ』を拝見してワクワク、ドキドキしていました。まさか、そのチェ・ジウさんとご一緒できるなんて夢のようです。今回、クランクインがオーストラリアだったんですが、ゴールドコーストの様々なシチュエーションのなか、二宮さん、竹内さんと白熱したお芝居をしていただきました。圧巻でした。どんなお芝居だったのかは、第1話を楽しみにしていただきたく思います。そして、もっともっと、たくさんご出演いただきたいと思っております。」
期待が高まる『ブラックペアン シーズン2』
『ブラックペアン シーズン2』は、医療ドラマとしての側面だけでなく、国際色豊かな作品として注目を集めそうです。日本と韓国、そしてオーストラリアという3つの国が絡み合う物語展開は、グローバル化が進む現代社会を反映しているようにも感じられます。
チェ・ジウの起用は、単なるゲスト出演以上の意味を持つかもしれません。彼女の存在が、ドラマにどのような影響を与えるのか。そして、日本のドラマ界にどのような新風を吹き込むのか。7月7日の放送開始が、今から待ち遠しく感じられます。