TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』の主題歌が、小田和正の新曲『その先にあるもの』に決定しました。2024年7月7日から放送開始となる本作は、2018年に放送された『ブラックペアン』の続編で、6年ぶりの復活となります。
小田和正と『ブラックペアン』の再タッグ
小田和正は、シーズン1でも主題歌「この道を」を担当しており、今回で2作連続のタッグとなります。6年の時を経て再び『ブラックペアン』の世界観を音楽で彩ることになった小田は、本作のために書き下ろした新曲『その先にあるもの』を提供しました。
小田は新曲について「今風の曲をと言われなかったのでホッとしましたが、書き始めると曲の明るさやテンポなど迷うことはたくさんありました」とコメント。さらに「創作中程、言うべきことはこれと思いついて『生きて行くことは 明日へ向かうこと』と歌いました。ドラマのテーマと少しでも重なってくれればと思っています」と、楽曲に込めた思いを語っています。
『その先にあるもの』の特徴
新曲『その先にあるもの』のテーマは「生きて行くことは 明日に向かうこと」。大サビの力強い歌声とその歌詞に強いメッセージが込められているとのことです。
また、本楽曲のコーラスには松たか子と和田唱(トライセラトップス)が参加しています。両者は過去の小田の作品にもコーラス参加しており、息の合った歌声が楽しめそうです。
プロデューサーの期待
伊與田英徳プロデューサーは、小田和正に主題歌を依頼した経緯について「シーズン1の『ブラックペアン』のエンディングで小田さんの主題歌が流れていたのですが、曲が二宮さん演じる渡海の心情によりそっていて、毎回ジーンと感動していました」と振り返りました。
さらに「今回のシーズン2では、主演の二宮さんは、シーズン1とは別人の天城を演じます。そんなこともあり、主題歌をどなたにお願いしたらいいのかとなったのですが、迷わず小田さんにお願いしたいと思い、思い切ってオファーしました」と、小田への信頼の厚さを語っています。
『ブラックペアン シーズン2』の見どころ
本作は、海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」を原作としています。シーズン1から6年後の物語が描かれ、二宮和也は前作とは異なる役柄を演じます。
二宮演じる天城雪彦は、オーストラリア・ゴールドコーストのハートセンターに長年勤める世界的天才外科医です。心臓冠動脈バイパス術の世界的大家であり、ダイレクト・アナストモーシスという手技ができる唯一の医師として知られています。
一方で、天城の手術を受けるにはシャンス・サンプル(二者択一)の運試しに勝つ必要があり、掛け金として患者の財産の半分までも要求するため、医師の間では”ディアブル(悪魔)”と呼ばれています。
シーズン1から続投するキャストとして、竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎、内野聖陽らが名を連ねています。それぞれの登場人物が、医療という名の欲望に翻弄される姿が描かれることでしょう。
放送情報
『ブラックペアン シーズン2』は、2024年7月7日(日)からTBS系で放送開始。毎週日曜よる9時から放送されます。
また、U-NEXTやNetflixでも配信予定とのことで、テレビ放送を見逃した方も安心して楽しめそうです。
まとめ
6年ぶりの復活を果たす『ブラックペアン シーズン2』。二宮和也の新たな挑戦と、小田和正の書き下ろし主題歌『その先にあるもの』の相乗効果で、どのような物語が紡がれるのか。医療ドラマファンはもちろん、小田和正ファンにとっても見逃せない作品となりそうです。
7月7日の放送開始に向けて、期待が高まります。